寝つきが良くなる体温

今にも寝入ってしまいそうな子供は、手が暖かくなっていますよね。
子供がぐったりしていると、ママは子供の手を触って眠いのかどうかを判断することがあります。

 

あれは体の熱を放電させて、体温を下げて眠る準備を体がしているのです。

 

人間は、深部体温が急激に一度下がると、眠くなる仕組みになっているんだそうです。
深部体温というのは、体の中の体温です。通常体温計で計る体温は皮膚体温で、肌の表面の体温です。

 

子供は、自律神経がうまく働いているので、夜になれば自然に手足から熱を放電して、深部体温を下げて寝つけるようになっているんですね。
ですが、大人は仕事もありますし、ストレスもありますから、夜になったから眠くなるというしくみがうまく働いていないので、寝つきが悪いということもあるそうです。

 

ですから、意識的に深部体温を上げておいて、急激に1℃下げれば自然に眠くなることができます。

 

深部体温を自分で上げて下げる

 

深部体温を上げるには、どうすればいいのでしょうか?それには運動やお風呂が適しています。

 

運動で深部体温を上げるには、汗ばむ程度の有酸素運動を、眠りたい時間の2〜3時間前に行います。
スポーツジムに行ってしまうと、動きすぎてしまって寝つきを良くするためには逆効果になりますので、30分のウォーキング程度にしておくのがが良さそうです。途中で休むことなく、腹式呼吸を意識的にしながら汗ばむくらいのスピードで歩き続けるのが体温を上げるコツです。

 

または、お風呂に浸かって深部体温を上げる方法もあります。熱すぎずぬるすぎない温度がいいので、39度くらいが適温で、汗ばむくらいまで湯船に浸かります。副交感神経を優位にすることも大事なので、気持ちが良いと感じる温度設定がおすすめです。熱いお湯が好きという人もいるかもしれませんが、お湯の温度が高すぎると湯上り後の深部体温がなかなか下がらなくなってしまうので、かえって寝つきが悪くなってしまいます。
お風呂に入る時間は、眠りたい時間の2〜3時間前くらいにしますと、ちょうど良いタイミングで寝つきがよくなるそうです。